猫が犬の鳴き真似

猫が犬の鳴き真似

ローレンツの「ソロモンの指輪」によると、人とある種の「言葉」で話ができるのは、イヌと、せいぜいウマぐらいだ、と。ちなみににこの本の中でわたしが一番好きなエピソードは、エントツソージガキマシタヨ!と叫んで逃げ回ったインコの話。でもこれも、煙突掃除人が来たことを人間に知らせてくれたわけじゃなくて、ある特定の事実とその時覚えた言葉をつなぎ合わせることができるレアな鳥もいる、という例だと。 うちのコロ(柴犬)は、飲み水がカラになってる時に、水の入れ物を前足でガタンとやって教えてくれる。はいはい、と言って水入れてやるまで何度もやる。これが唯一の「コロの言葉」。 ソロモンの指輪に、猫のエピソードはない気が…